2025年、太陽光発電の売電価格は住宅用で15円/kWh、事業用(10kW以上50kW未満)で11.5円/kWhと設定されています。FIT制度の適用で一定期間は固定価格で売電できますが、「卒FIT」後はどうなるのか、今から始めてもメリットはあるのか、気になりますよね。この記事では、FIT制度の基本から、10年後の売電価格、さらには売電収入を最大化し、損をしないための対策まで徹底解説しました。太陽光発電の売電価格に関する疑問を解消し、賢い選択をサポートします!目次2025年の太陽光発電の売電価格はいくら?引用元:photoAC2025年の太陽光発電の売電価格は、住宅用(10kW未満)が2025年4月~9月の期間で1kWhあたり15円、2025年10月~2026年3月の期間は、最初の4年間が1kWhあたり24円、その後5~10年目が8.3円と設定されています。事業用(10kW以上50kW未満)は、2025年4月~9月の期間が1kWhあたり11.5円、2025年10月~2026年3月の期間は、最初の5年間が1kWhあたり19円、その後6~20年目が8.3円となります。50kW以上の太陽光発電(地上設置)については、2025年4月~9月の期間が1kWhあたり8.9円、50kW以上で入札制度の対象となるものは入札制度によって価格が決定されます。売電価格は、FIT制度(固定価格買取制度)に基づいて決定され、一定期間は固定価格で売電が可能です。価格は毎年見直されるため、最新の情報を確認することが重要です。それぞれの区分について詳しく見ていきましょう。住宅用太陽光発電(10kW未満)の売電価格2025年度の住宅用太陽光発電(10kW未満)の売電価格は、2025年4月~9月の期間が1kWhあたり15円です。これは2024年度の16円から1円の引き下げとなります。さらに、2025年10月~2026年3月の期間に認定された案件については、最初の4年間は1kWhあたり24円、その後5年目から10年目までは8.3円と、期間によって価格が変動する新たな仕組みが導入されます。この価格は、FIT制度に基づいて電力会社が10年間固定で買い取る価格です。FIT制度については後述します。参考:買取価格・期間等(2025年度以降)|経済産業省資源エネルギー庁事業用太陽光発電(10kW以上50kW未満)の売電価格2025年度の事業用太陽光発電(10kW以上50kW未満)の売電価格は、2025年4月~9月の期間が1kWhあたり11.5円+税です。 これは2024年度の10円から1.5円の上昇となります。2025年10月~2026年3月の期間に認定された案件については、最初の5年間は1kWhあたり19円、その後6年目から20年目までは8.3円と、こちらも期間によって変動する価格が適用されます。事業用の場合もFIT制度に基づいて20年間固定で買い取られますが、10kW以上50kW未満の設備では、自家消費を30%以上行うという条件が引き続き適用されます。発電設備容量50kW以上の売電価格2025年度の発電設備容量50kW以上の太陽光発電のうち、地上設置で入札制度対象外の案件は、2025年4月~9月の期間が1kWhあたり8.9円+税です。入札制度の対象となる50kW以上の太陽光発電については、入札の結果によって売電価格が決定されます。 2024年度の入札結果(第24回~第27回)では、平均落札価格が8.90円から8.68円へと推移しており、2025年度も同様に市場動向によって価格が決定される見込みです。50kW以上の太陽光発電設備もFIT制度に基づいて20年間固定で買い取られます。ただし、250kW以上の場合は入札が必須であり、2022年度以降はFIP制度(Feed-in Premium)の対象にもなっています。太陽光発電の売電価格を左右する「FIT制度」とは?引用元:photoACFIT制度(Feed-in Tariff)とは、再生可能エネルギーで発電した電気を、電力会社が一定価格で一定期間買い取ることを国が約束する制度です。太陽光発電の普及を目的として、2012年に開始されました。FIT制度の対象となる太陽光発電の売電価格は、設置費用や維持費用などを考慮して、毎年見直されています。近年は太陽光発電システムのコスト低下に伴い、売電価格は年々低下傾向にあります。なお、FIT制度で定められた価格で売電できる期間は、住宅用(10kW未満)で10年間、事業用(10kW以上)で20年間です。この期間を過ぎると、「卒FIT」となり、後述するように売電価格が大きく変わる可能性があります。太陽光発電の売電価格は10年後どうなる?卒FIT後の対応引用元:photoAC卒FITとは、FIT制度による固定価格買取期間が終了することです。住宅用太陽光発電(10kW未満)の場合、FIT制度の適用開始から10年後に卒FITを迎えます。卒FIT後の選択肢は、大きく分けて3つあります。電力会社と契約して売電する蓄電池を導入して自家消費する新電力に切り替えて売電するそれぞれ詳しく見ていきましょう。卒FIT後の売電価格まずは、卒FIT後の売電価格について解説します。卒FIT後の売電価格は、電力会社や新電力が独自に設定しています。FIT制度による買取価格よりも大幅に下がるケースがほとんどです。例えば、大手電力会社では、1kWhあたり7〜9円程度で買い取っているケースが多いでしょう。ただし、電力会社や新電力によっては、独自の付加価値をつけた買取プランを提供している場合もあります。例えば、環境価値を評価して高めに買い取るプランや、電気自動車(EV)と連携したプランなどが挙げられます。卒FIT後の選択肢①:電力会社と契約して売電する卒FIT後も、引き続き電力会社に余剰電力を売電することができます。ただし、FIT期間中のような高い価格での買取は期待できません。多くの電力会社では、1kWhあたり7〜9円程度での買取となっています。電力会社との契約は、比較的簡単に手続きができます。これまで通り安定して売電収入を得られる点はメリットと言えるでしょう。しかし、売電価格が大幅に下がる点はデメリットです。卒FIT後の選択肢②:蓄電池を導入して自家消費する卒FIT後の選択肢として、蓄電池を導入して自家消費を増やす方法があります。蓄電池があれば、太陽光発電で発電した電気を貯めておき、夜間や発電量が少ない時に使うことが可能です。蓄電池の導入には初期費用がかかりますが、電気料金の削減効果が期待できます。災害時などの停電対策としても有効です。ただし、蓄電池の価格や性能、電気料金プランなどによって、経済的なメリットは異なりますので、事前にシミュレーションすることが大切です。卒FIT後の選択肢③:新電力に切り替えて売電する卒FIT後は、新電力に切り替えて売電することも選択肢の一つです。新電力とは、大手電力会社以外の小売電気事業者です。新電力の中には、卒FIT後の買取に力を入れている事業者もあり、大手電力会社よりも高い価格で買い取ってくれる場合があるのです。例えば、環境価値を重視する新電力では、1kWhあたり10円以上の価格で買い取るケースもあります。独自のポイントサービスや、他のサービスとのセット割引などを提供している新電力もあります。ただし、新電力に切り替える際には、契約内容や解約条件などをよく確認することが重要です。太陽光発電の売買価格についてご覧になっている方は、こちらの記事も読んでいます。もしよければご覧ください。太陽光設備のメンテナンス方法と費用|定期点検やトラブル防止のポイント太陽光発電の費用回収期間(損益分岐点)の目安引用元:photoAC太陽光発電システムを導入する上で、「いつ投資費用を回収できるのか」という損益分岐点は、多くの方が抱く疑問です。一般的に、住宅用太陽光発電の費用回収期間は8年から12年程度と言われています。この期間は、初期費用、発電量、自家消費率、売電価格、そしてメンテナンス費用など、様々な要素によって変動します。FIT制度による固定価格買取期間(10年間)を考慮すると、その期間内で初期費用を回収できるかどうかが一つの目安となります。自家消費を増やすことで電気代の削減効果も期待できるため、売電収入だけでなく、光熱費削減による経済効果も含めてシミュレーションを行うことが重要です。導入を検討する際は、専門家と相談し、自身のライフスタイルや電気使用量に合わせた詳細なシミュレーションを行うことを強くお勧めします。太陽光発電導入に使える補助金制度を賢く活用しよう引用元:photoAC太陽光発電の導入費用は決して安くありませんが、国や地方自治体が提供する補助金制度を活用することで、初期費用を大幅に抑えることが可能です。2025年度において、国による住宅用太陽光発電システム単体への直接的な補助金は現在ありませんが、蓄電池とセットで導入する場合や、ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)化を伴う場合など、特定の条件を満たすことで補助金の対象となるケースがあります。東京都をはじめとする多くの自治体では、独自の太陽光発電導入補助金を提供しています。補助金の金額や要件は自治体によって大きく異なり、募集期間や予算に限りがある場合も多いため、お住まいの地域の最新情報を確認し、積極的に活用を検討しましょう。太陽光発電の導入はどんな人におすすめ?引用元:photoAC太陽光発電システムの導入は、電気代の削減や環境貢献など様々なメリットがありますが、以下のような方におすすめです。1.1日の電気使用が長いまず、日中の電気使用量が多いご家庭は、太陽光発電で発電した電気を自家消費することで、電力会社から購入する電気量を減らし、電気代を大きく削減できます。電気料金プランが多様化する中で、自家消費による恩恵は大きいです。次に、電気代の高騰に不安を感じている方も、太陽光発電による自家発電で、将来的な電気料金変動のリスクを軽減できるため、安心して生活を送れるようになるでしょう。2.停電に備えたい停電時の備えを考えている方にも太陽光発電は有効です。蓄電池を併用することで、災害などで停電が発生した場合でも、昼間に発電した電気を貯めて利用できるため、最低限の電力供給を確保し、安心感を得られます。3.環境保護に貢献したいさらに、環境問題に関心があり、再生可能エネルギーの普及に貢献したいと考えている方は、太陽光発電を導入することで、自宅からクリーンなエネルギーを生み出し、地球温暖化対策に貢献できます。FIT制度による売電収入が得られる期間が終了した後も、自家消費を基本としつつ、環境価値を評価する新電力との契約を選択することで、持続可能なエネルギー利用を実践することが可能です。太陽光発電の設置するのが得意なおすすめの施工会社引用元:photoACここまで、太陽光発電の売電価格について紹介してきましたが、いかがでしたか?最後に、太陽光発電を接地したいと検討中の方に向けて、当メディア注目エリアの千葉・埼玉でおすすめの施工会社をご紹介します。APCハウジング株式会社引用元:APCハウジング株式会社公式HP会社名APCハウジング株式会社住所〒299-0111千葉県市原市姉崎1188-3-2電話番号0436-26-7554公式URLhttps://apc-housing.co.jp/lp/APCハウジング株式会社は、月間工事数200件以上の実績を持ち、販売から施工、定期点検、アフターメンテナンスまでをワンストップで提供する会社です。太陽光発電システムをはじめ、蓄電池・V2H・住宅リフォームなど、住まいに関する幅広いサービスも手がけています。補助金申請の代行サポートも実施し、初めての方でも安心して太陽光発電システムを導入できる環境を整えています。次世代農業事業として営農型太陽光発電設備のソーラーシェアリングや、環境に配慮した小規模植物工場の提案なども手掛けています。もっと詳しくAPCハウジングについて知りたい方は、こちらの記事もどうぞ。APCハウジングの会社概要や強みと取り扱い製品も紹介APCハウジングでの設置がおすすめな人下記のような方には非常におすすめだと言えるでしょう。蓄電池の導入が初めての方ワンストップのサービスを求める方太陽光との組み合わせを検討している方オール電化への切り替えも考えている方APCハウジングでの太陽光発電パネルの設置が気になった方は、ぜひ一度詳細を確認してみてはいかがでしょうか。【クリック】APCハウジングの詳細を確認する株式会社日本エコシステム引用元:株式会社日本エコシステム公式HP会社名株式会社日本エコシステム住所〒279-0002千葉県浦安市北栄4-8-3 コムシス浦安ビル4F電話番号047-709-3516公式サイトURLhttps://www.j-ecosystem.co.jp/株式会社日本エコシステムは、千葉県に本社を構える、住宅向け太陽光発電の販売および施工を専門とするエネルギー関連企業です。1997年の創業以来、全国各地で豊富な施工実績を積み重ね、着実に信頼を築いてきました。多様なメーカーの製品を扱っているため、顧客の環境やニーズに合わせた最良のソリューションを提供でき、自社施工システムにより高水準の品質コントロールを維持しています。さらに、設置完了後の継続的なメンテナンスサポートや保証体制も万全で、長期間にわたって安心して太陽光発電をご活用いただけます。クリーンエネルギーの拡大を通じて、環境への配慮と経済効果の実現を両立させ、サステナブルな社会づくりに寄与しています。TEPCOホームテック株式会社引用元:TEPCOホームテック株式会社公式HP会社名TEPCOホームテック株式会社住所〒130-0012東京都墨田区太平4-1-3オリナスタワー 12F電話番号03-6847-2004公式サイトURLhttps://www.tepco-ht.co.jp/TEPCOホームテック株式会社は、2018年に東京電力グループの傘下企業として誕生した、住宅の省エネルギー化を推進するエネルギーソリューション会社です。東京都墨田区に拠点を置き、太陽光発電システムや省エネリフォーム、蓄電システムの導入など、多彩なサービスを提供しています。初期投資を必要としない「エネカリ」プランは、機器購入時の経済的負担を解消し、月額制で気軽に太陽光発電システムを利用開始できる仕組みとして高い評価を得ています。加えて、東京電力グループが持つ堅実な信頼性と手厚いサポート体制により、導入後も安定した継続利用が可能な環境を実現しています。各ご家庭の状況に応じた最適なプラン提案により、電気料金の削減と環境への負荷軽減を同時に実現する生活をサポートしています。シャープエネルギーソリューション株式会社引用元:シャープエネルギーソリューション公式HP会社名シャープエネルギーソリューション株式会社住所〒581-8585大阪府八尾市北亀井町3-1-72電話番号050-5444-1292公式サイトURLhttps://jp.sharp/business/solar/シャープエネルギーソリューション株式会社は、シャープグループの中核企業として、家庭向けから大規模施設向けまで幅広い太陽光発電システムを手がけるエネルギー分野の専門会社です。大阪府八尾市に本拠を置き、日本全国の様々な要求に対応できる豊富な製品群を取り揃えています。長期間にわたって蓄積された技術力と生産における専門知識を基盤として開発された太陽光パネルは、高い発電性能と卓越した長寿命性で市場から高く評価されています。発電状況をリアルタイムで確認できる監視システムや、安心の長期保証制度など、万全のサポート環境も構築されており、導入後も継続して安定運用が可能な点が大きな特徴となっています。まとめ引用元:photoAC2024年の太陽光発電の売電価格は、FIT制度により住宅用16円/kWh、事業用10円/kWh(50kW未満)で、一定期間固定されます。卒FIT後は売電価格が下がるため、蓄電池の導入や新電力への切り替えが有効です。今から太陽光発電を始めるなら、費用対効果を十分に検討しましょう。売電収入や費用についてさらに詳しく知りたい方は、専門家への相談や一括見積サービスの利用がおすすめです。太陽光発電の導入で、賢く未来に備えませんか?この記事を読んだ方はこんな記事もご覧になっています。もしよければご覧ください。太陽光設備のメンテナンス方法と費用|定期点検やトラブル防止のポイント太陽光発電の発電効率とは?低下の原因を解説【太陽光リース】初期費用0円で始める!電気代節約の秘訣とは?